最後に私のこと なでしこ歯科医院のこと

私は長崎に育ち、地元の長崎西高校、長崎大学歯学部へと進学し、この長崎の地に歯科医院を開業することとなりました。

私がどのような子供時代を送ってきたかというお話から始めましょう。

私は祖父母、両親、兄という家族構成のもと生まれました。小さい時から読書が好きで一日中家の中にいて本を読むようなインドアな子供だったようです。私は小さい時から頭の中でいろいろな想像をすることが好きでした。本を読んで、本の中の登場人物の気持ちを想像して一人で楽しくなったり、悲しくなったり、想像の世界を楽しんでいました。

はたから見ると少し風変わりな子供であったかもしれませんが、家族、その時々に出会った恩師や友達、先輩や後輩その他いろんな人たちに支えられて幸せな子供時代、学生生活を送ってきたように思います。そんな私が歯科医師として働き始めて早いもので15年以上が過ぎました。

歯科医師になっても、子供の頃から変わらないことは想像をすることでした。年配の患者様を診させていただくとき、私はいつも自分の祖父母を思い出しました。そしてその患者様の心配をするご家族と私自身が重なって感じられました。私の両親と同じくらいの年齢の患者さんを見させていただくときは、両親を想像し、また、患者さんを心配するご家族の気持ちに自分自身の気持ちを重ねていました。そのほか、兄弟、友達、先生、先輩や後輩、自分の身の回りにいる誰かに似た年齢の方を診させていただくときにはいつも、私の身近な人たちを想像し、常にベストな治療ができるように努力してきました。

私はこの長崎という土地で育ち、家族をはじめこの土地のいろんな人々に支えられて成長しました。私に多くを与えてくれた多くの人々のおかげで、私はこの長崎という土地で歯科医師という仕事を通して誰かの力になりたいというモチベーションを保ち続けてこられたのだろうと思います。子供の頃からの風変わりな想像力は、歯科医師となった今では、お困りになっている患者様やその家族の気持ちに寄り添い、ベストを尽くすためのモチベーションを生む大きな宝となりました。

なでしこ歯科医院は私をはじめ、スタッフ一同が常に患者さんやそのご家族の気持ちを想像し、ベストをつくすことを精神的な柱とする歯科医院です。皆様とご縁を作ることができましたらこれより幸いなことはありません。このホームページが皆様のお口の悩みを解決する手がかりのひとつとなれればと思います。