小児歯科治療

なでしこ歯科医院ではお子様の現在の問題点を解決するとともに、お子様の歯の発育を継続して観察していくことが大切だと考えています。発育途中の歯は、適切に管理し、育てていくことで大人になって虫歯に抵抗性がある強い歯を育てることが可能です。子供の萌出したばかりの歯は未熟で虫歯に対して抵抗性が低いですが、定期的にフッ素を塗布することで、虫歯に強い歯に育てることができます。

例えば、歯科医学の先進国であるスウェーデンでは、メンテナンス受診率が100%であり歯の予防に対する意識も高く子供たちの歯はしっかりと管理されています。その結果、子供の虫歯の本数(12歳児DMFT) 0.9本と非常に少なくなっています。(日本は1.7本)また、子供の頃にメンテナンスを受けたり、正しい歯磨き習慣を身につけると、それは大人になってからも良い習慣として継続されます。

また、歯並びに関しては、適切なタイミングで適切な処置を行うことで、歯が正しい位置に萌出するよう導くことも可能です。(咬合誘導と言います)正常咬合の人は、不正咬合の人と比較すると、80歳で20本の歯を残せる確率が65.8%と高い確率となっています。(不正咬合の80歳で20本の歯を残せる確率は、不正咬合の種類にもよりますが、0%~34.2%と低い確率になっています。)定期的にメンテナンスで歯並びを管理していると、適切なタイミングで治療のタイミングをお伝えすることも可能になります。

このように、子供の頃の適切な管理は大人になってからの歯の病気の苦労を少なくします。また、現代社会においては美しい健康な歯はステイタスの象徴ともなっています。美しく健康な歯を手に入れることは、お子様の健康ばかりでなく、将来の飛躍にとって大きな財産になるものと考えます。

 

発育途中のお子様の歯の健康を管理するうえでなでしこ歯科医院ではなでしこKODOMO開拓プランと命名し、お子様の虫歯や歯並びを管理しています。